硫黄山の警戒レベル1に1年2か月ぶりに引き下げ

 
えびに高原の硫黄山について気象庁は4月18日噴火の可能性は低くなったとして、噴火警戒レベル「2」を1年2か月ぶりに「1」に引き下げた。しかしえびの市では昨年4月の噴火により長江川が汚染され、昨年に続き今季も稲作を断念する農家が多く、また周辺市町村の観光客の減少に歯止めがかかる見通しはない。
 硫黄山の噴火で強い酸性の汚泥で長江川が汚染され全農家の1割に当たる364戸の農家269ヘクタールの稲作ができなかった。今季稲作の回復した農家は51.7パーセントにすぎない。観光面ではえびの高原と小林市の通じる県道1号線が昨年2月から一部通行止めになっている。えびの高原では同日韓国岳への登山道が一部開放された。


えびのでフグを養殖 廃校のプールを利用

 
廃校となったえびの市・飯野小学校高野分校の屋内プールを利用したフグの養殖が今年から始まり、7日には稚魚7千匹が放たれた。養殖するのは大阪市の自動車整備・運送業「PNG]でえびの出身の常務時吉正信さん(52)が提案して実現した。時吉さんの実家の敷地の温泉を運搬して学校内の湧水に人工海水を加えて飼育する。海水より塩分濃度の低い環境で養殖するとエラで余分な塩分を取り除く負担が少なくなるので発育が早く約1年で1キロほどになり、出荷できるという。来年の正月にはえびの産のフグ料理が賞味できるかもしれなう。