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でじたる雑記  2002/12


2002/12/01 (日) bookmark

BSデジタル開局2周年ということでNHK BS hi等では特番をやっている。
もう2年も経つんだなあ…。あっという間だったような気もするが,世の中の進歩の速いこと。

2002/12/02 (月) bookmark

Hyper-Threadingに関するレポートを公開。いまいちツッコミ不足の感はあるが,このままズルズル延ばしていると旬を逃してしまいそうなので。(笑)

2002/12/07 (土) bookmark

この所どうも土日になると雨が降る。
今日は雨の中,新宿ヨドバシへ買い物に行った。久々にまとまったお金を使ったが,現金払いだとお札の枚数勘定に手間がかかるのが不便。かといってクレジットカード払いではポイント還元率が2%も違うので,金額が大きくなるほど現金払いにしたくなるのはなんか不合理だよなあ。(笑) デビットカードだと現金と同じ扱いになるから,財布代わりの口座を1つ作っておくのがいいんだろうけど。

2002/12/09 (月) bookmark

午前0時過ぎから雪が降り出し,朝には4〜5cm積もった状態でなおも降り続いていた。12月にこれだけ降るのはちょっと記憶にないな。シュガー頑張りすぎ。(笑)

よほど休もうかと思ったが,サーバー関係でちょっと気になることもあったので普通に出社した。電車も会社内もいつもよりかなり人が少ない感じだった。会社の近辺は2〜3cmほどの積雪という感じで,やはり練馬よりは都心の方が温かいのだろうか。でも今年の夏は都内では練馬が一番暑いという話だったよなあ?

2002/12/10 (火) bookmark

TOTOの来日公演をtoto,kneogalshy各氏と一緒に見に行った。結成25周年記念ツアーらしい。元々TOTOについては初期のベスト盤CDぐらいしか聴いていないし,コンサートに行ったのも初めてなのだが,それなりに楽しめた。場所は有楽町の東京国際フォーラムAホールで,会社から近いので特に問題なく行けた。

「Girl Goodbye」で始まり「Hold The Line」で終わる構成だが,全体的にどの曲もかなりヒネったアレンジになっており,私のようなハンパなファンにはなかなか付いていくのが難しいものがあった。それでも生で聴くボビー・キンボールのボーカルやスティーブ・ルカサーのギターなど,実にすばらしかった。「Rosanna」など私の好きな曲も何曲かやってくれたが,できれば「Pamela」も聴きたかったな。

会場のPAにはちょっと疑問を感じたが,こういうものなのだろうか。

2002/12/12 (木) bookmark

とある事情からCD-ROMをイメージファイル化して遠くの人に送る方法について調べる必要が生じた。一昔前までなら数百MBのデータをオンラインで送ることなど考えられなかったが,ブロードバンド時代では逆にいちいちCD-Rを焼いて郵送するより手軽な手段になってきている。

いまさらな話ではあるが,いままでCD-ROMのイメージファイル化ってあまり必要性がなかったのでまじめに勉強していなかったのだ。いろいろ調べてみた結果,わかったことを整理しておく。

  • CD-ROMのイメージファイルにはさまざまなフォーマットがある。というかライティングソフト毎にあると言っても良い。それらの中には相互に互換性があるものもあれば無いものもある。
  • 代表的なフォーマットはCD革命のFCD形式や,B's Recorder等のIMG形式,CloneCDのCCD形式など。これらを相互に変換するツールもある。
  • ISO形式というフォーマットもあり,これが一番多くのライティングソフトで読める形式らしい(要するに単純なダンプイメージだと思われる)。ただしISO形式を読み込むことはできても,ISO形式でイメージファイルを作る機能は無いものが多い。

というわけでISO形式で作成して渡すのが良いと思われるので,ISO形式のイメージファイルを作れるソフトを探した。CDRWINなどいくつかあるが,個人的には普段はRecordNow MAX4を使っているため,あまり他のライティングソフトはインストールしたくない(複数のライティングソフトをインストールすると問題が起こる場合があるため)。RecordNow MAX4もISO形式は読めるが作れないタイプのツールだ。単なるイメージファイル化だけのツールがないものか探したが,なかなか良いものが見つからなかった。

結局たどりついたのは,CDRWINのコマンドライン版に付属しているCD2FILE.EXEというツールだった。CDRWIN自体はコマンドライン版でもシェアウエアだが,付属のCD2FILE.EXE等はフリーソフトだ。実際にはこれはASPIドライバを要求するので,Adaptecから最新版をダウンロードしてインストールした。

CD2FILE.EXEもコマンドライン・ツールだが,使い方は非常に簡単。単に引数としてイメージファイルの名前を与えるだけだ。できあがったイメージファイルをRecordNow MAX4やWinCDR 6.0で焼いてみたが,問題なく復元できた。

2002/12/14 (土) bookmark

先週買った物が配送されてきた。AVアンプと5.1chスピーカーセット,およびAVラックだ。長年の懸案だったサラウンド環境の導入にようやく踏み切ったわけだ。別に軍資金が無いといった話ではなく,単にめんどくさくて延ばし延ばしにしていただけなのだが,いいかげん導入しないとこの先も永遠に導入できないような気がするので,とにかく年内に導入することを自分に課したというのが真相だ。(笑)

AVアンプは結局デノンAVC-3570を選択した。元々中堅クラス(実買価格で10〜15万円ぐらい)の製品を買うつもりだったのだが,これは11月に発売されたばかりの新製品で,直前まで第一候補だったオンキョーTX-DS898を土壇場で逆転して当選したものである。(笑)

AVC-3570を選んだ最大の理由は,ビデオ入力端子がとにかく多いことだ。全部で7入力が扱えるのは,このクラスのAVアンプでは唯一である。しかも前面入力端子が無く,7入力がすべてリアパネルに配線されているのも素晴らしい。前面入力端子は元々ビデオカメラやTVゲームなどを臨時に接続するためのものであり,常時配線していると見た目がみっともないという理由から通常は使えない物なのだ。このクラスのAVアンプは一般に6入力が普通だが,それには事実上使えない前面入力端子が含まれるため,実質5入力しか無いに等しい。TX-DS898もまさにこれに該当している。すべて背面で7入力使えるAVC-3570は,接続する機器が多い私のようなユーザーには非常に魅力的なのだ。

また,D端子等のコンポーネント系入力端子が3つあるのも大きいメリットだ。コンポーネント系入力の切り替え機能を持つAVアンプは結構あるが,一部のハイエンドモデルを別にするとTX-DS898も含めてほとんどの機種は2入力しか持っていない。2入力では実質的にプラス1つしか入力端子が増えないため,セレクタとしてのメリットが非常に少ない。もちろん3入力でも少ないのだが,2入力のものよりははるかにマシである。

最新のサラウンドフォーマットに一通り対応していることや,消費電力が285Wとデノン製AVアンプにしては珍しく省電力設計になっていることも高く評価できる。冷却ファンも付いていないので余計な騒音も無い。ここまで好条件が揃ってしまうと,これを選択せざるを得なかった。オンキョーも操作性が良いらしいとか,THXやWRATとかいろいろ魅力はあるのだが,仕方がない所である。

2002/12/15 (日) bookmark




2日間,いつ果てるともない作業を経てようやく設置できた。と言ってもケーブルの不足等があるため仮接続状態ではあるのだが…。

AVラックはWAKATSUKI NW-8020にした。縦型7段のオープンタイプである。国産の木製縦型AVラックとしては最大級のものだ。見てのとおり,横の壁も無いしガラス扉の類も無い。最近のAV機器はデジタル化が進んだため,発熱量がシャレにならないくらい多い。旧来のガラス扉付き箱型AVラックでは熱がこもってしまい,最悪の場合熱暴走を起こすこともある。このため最近のAVラックはこの手のオープンタイプが主流になってきている。

横長ラックにしてテレビを載せかえることも考えたが,作業が大変なのと収容力が不足するという問題があるため,結局現行のテレビ台を生かしたまま横に縦型ラックを配置することにしたものだ。

スピーカーは最後までずいぶん迷った。高価なスピーカーを買っても,防音のあまり良くない6畳間ではそんなに大きな音は出せない。小音量でもそこそこちゃんと鳴るものを選ぶ必要があった。またブラウン管テレビを使っているため,センタースピーカーはテレビの上に設置できるような小型のものにしたい。こういった条件から結局オンキョーD-507シリーズの5.1chセットを選択した。デノン555シリーズも考えたが,試聴した結果こちらの方が音の抜けが良い感じがした。

アンプに比べるとちょっと安めの選択かなと思うが,実際に鳴らしてみるとそこそこ良い音が出ているので,正解だったと思っている。

2002/12/16 (月) bookmark

昨日の段階ではAVアンプのセットアップ方法をきちんと理解していなかったため,正しくサラウンド音声が鳴ってくれなかった。旧友のD助教授が学会のために上京してきており,夕方から宴会になってしまったということもあったのだが。(笑)

ともあれ,マニュアルを読み直してなんとか正しく動作するようにできた。DVDのdtsデモディスクやその他の5.1ch収録ソフトを再生してみる。なかなか立体感のある音が出て迫力がある。またBSデジタルハイビジョンで録画した「五条霊戦記」を再生してみた。これはWOWOWでAAC 5.1ch音声で放送されたものだ。戦闘シーンの音など実に迫力があって楽しい。BSデジタルチューナーを導入してから2年を経て,ようやく自宅でAAC 5.1chの音を聴くことができるようになった。

若干設定を見直す部分は残っているが,ともかく自宅のAVシステムは完成形にかなり近くなったと言える。後はいまだにPlayStation2を使っているDVDプレーヤーをちゃんとしたものに代えたい所だ。テレビ側にコンポーネント入力の画角変換の制約があるので買うとしたら松下製のDVD-RP91あたりでほぼ決まりなのだが,そろそろ後継機が出そうな時期なのでもう少し様子見かな。wmv対応も気になる所だし。

2002/12/17 (火) bookmark

業務上の秘密になるので詳しいことは書けないが,会社でなんだかしょうもないとしか言いようがない事件が発生。メールとWebに関連することなので,管理者としていろいろ調査をするよう命じられた。2000人近い従業員が居ると中にはこういうマンガみたいな事件に巻き込まれる人も居るんだなあ。やれやれ…。

2002/12/18 (水) bookmark

サブウーファーのSL-507J’DRIVE方式というユニークな構造をしており,地鳴りのような重低音が反応良く出てくる。実はデノンではなくオンキョーにしたのはこのサブウーファーのカッコ良さも大きな理由である。

また,聞くところによるとデノンのサブウーファーはオートスタンバイ機能が常に働くため,映画などで低音が出ないシーンが長く続くと勝手にスタンバイ状態になってしまい,次に低音が出た時の反応が遅れてしまうという問題があるそうだ。SL-507にはこのような問題は無い。というかそもそもオートスタンバイ機能自体が無い。

予想はしていたことだが,スイッチを切り忘れることがしょっちゅうある。やはりAVアンプの連動コンセントから電源を取るべきかもしれないな。AV雑誌等では禁じ手とされている事だが,一応容量的には足りているみたいだし実際問題としてどうなんだろう。あまり電源宗教には関わりたくないのだが…。(笑)

2002/12/19 (木) bookmark



DVDなどのメディアの収納はいろいろ面倒な問題だ。メディアラックや本棚の類に収納するのが普通だが,こういうものは入る本数が有限であるため,そのうちあふれてしまうのが常である。(笑)

あふれてしまったものはついつい部屋のそこらに積み置きしてしまうのだが,せっかく高い金を出して買った貴重なお宝(笑)に,そういう扱いで傷を付けたのでは元も子もない。こういう場合に有用なのがプラスチックの収納ボックスである。しかしビデオテープ用の青い収納ボックスはあちこちで売っているが,DVDのトールパッケージが入るものは意外と少ない。

たまたまウチの近所のDAIK(西友系のDIY店)では写真のような収納ボックスを売っていた。SANKOというメーカーの製品で,これもビデオまたは書籍の収納ボックスという名目になっている。特にDVDの収納を意図したものではないのだが,普通のビデオ収納ケースより深さがあるためちょうど良い感じでDVDが収納できる。

1個のボックスに25〜27枚程度入るようだ。紙箱付きのパッケージも余裕で入るが,空間が余りすぎるわけでもない。作りは丈夫なので5〜6個積み上げても潰れたりする心配もない。価格もDAIKの売値で980円と安い。というわけでこの収納ボックスを沢山買って積み上げているのが現在の我が家である。早くメディアラックの類も買わないとなあ。(笑)

2002/12/21 (土) bookmark

買い物に行ったついでにカシオのラベルプリンタKL-E20を衝動買いした。PC接続できないネームランドをずっと使っていたのだが,いいかげんもっと楽がしたいと思っていたので,これが良いかなと思ったのだ。

確かにPCの画面上でレイアウトして印刷できるのは便利である。しかし印刷すると前後の余白が必ず2cmずつできてしまう。つまり4cm以下の短いラベルは全く作れないし,長いラベルでもかなり無駄な余白ができてしまう。もちろん印刷後に余白をいちいちハサミで切り落とせば別だが,定型ラベルを大量に作りたい時など,これでは何も楽にならない。ネームランドの方がマシだ。

というわけで,個人的にはまったく使い物にならないので一度も使わないまま不燃ゴミになった。事前にちゃんとリサーチしていなかったのが悪いと言えばそれまでだが,カシオのWebサイトにもパッケージに印刷されている説明にも,添付のマニュアル自体にもこういう制限があるという情報は全く書かれていない。ちゃんと説明してくれればゴミを増やさずに済んだんだけどね…。

それにこの写真はサギと言われても仕方ないよね。カシオさん。
確かにいちいち手作業でハサミ入れればこういうの作れるけどね。

2002/12/30 (月) bookmark

IEEE1394変換HDDケースとしてデンノーのmatheyセンチュリーのイカケースを使っているという話は以前も書いたと思うが,これらはいずれも台湾MACPOWER社のIceCubeという製品のOEM版である。ここに来て実はとんでもない話があることがわかった。

センチュリーのサイトの情報によると,WesternDigital(WD)製およびIBM製のHDDで136GBを超えるものについては使用できないというのだ。Maxtorの160GB HDDについては私も使ってみて問題ないのを確認しているのだが,まさかこういう話があるとは思いもしなかった。

MACPOWER社のサイトに何か情報がないか調べてみたところ,サポートのページに次のような情報があった。


どうもWDとIBMの大きなHDDについては,フォーマットが正常に動作しないということのようだ。IDE接続であらかじめフォーマットしておいたものをそのまま使うようにすれば使える(ただし1394接続で再フォーマットは不可)と書かれている。また,最新の変換基板(基板自体が赤色をしているらしい)が使われているものだと問題が解消しているが,それより古い変換基板(緑色や青色)のものだとダメという話だ。

私の手持ちのものはもちろん2台とも緑基板だし,赤基板のものが日本で流通しているのかどうかは不明だ。いずれにせよ,これらのケースで136GB超のHDDを使う場合は,WDとIBMの製品は避けるべきだということになりそうである。

2002/12/31 (火) bookmark



SONY EDV-9000を久しぶりに引っ張りだして設置した。言わずと知れたEDBeta方式のフラグシップ機で,1988年に初めて購入したビデオデッキである。録画はすでにデジタル機に移行してしまったため,4年前に今の住処に引っ越してからはずっと押し入れの中で眠っていたものだ。

製造からすでに15年近く経過しているわけで,動くかどうか心配だったが,特に問題なく動いてくれた。やはりフラグシップ機は造りが良いということだろうか。

ブラックフェイスにサイドウッドというデザインが時代を感じさせる。本体側でほとんどの操作ができるようにするべきだという思想がまだ生き残っており,ジョグシャトルに加えてスライドスイッチやボタンの類も沢山付いている。背面を見ると同軸アンテナ端子に加えてフィーダー線方式のアンテナ端子が付いていたりする。そういう時代だったんだよなあ。

ようやく長年の懸案であるBeta方式ビデオテープの整理に着手できそうだ。(笑)
さっさと始末してしまわなくては。


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