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プリントまでの一例

 ここでは、実際にプリントするまでのおおまかな流れを示します。これは、ほんの一例にすぎませんが作業の流れはだいたいこのようなものです。各行程の詳細はいろいろな方法が考えられるのでHome-PageのAtelierに載せていきたいと思います。
 各行程の細かな説明はありません。全体的な作業の流れをつかんでもらえればさいわいです。わたしの版は感光スクリーンと呼ばれ、目止めに感光剤を使用する方法です。
 プリントする元ネタ作りにはじまり、ポジ作り、製版、そしてプリントします



[元ネタ作り]  [ポジ作り]  [製 版]  [プリント] 
step1 プリントする元ネタ作り
     
     被写体の撮影   ”これだ!”と頭にピン!ときたものを何も考えず(絵柄の構図やイメージは考えますよ)納得するまで撮影します。
 だから、カメラはいつも持ち歩いています。
     
     フィルム現像   Singleの丸タンクで1本1本現像します。
     
     印画紙現像   トリミングして印画紙にプリントします。

step2 ポジ作り
     
     基本ポジ制作   印画紙にプリントした写真を使って、実際にプリントする大きさにした基本ポジ(主に黒色インク用)をつくります。
     
     多色用ポジ制作   イメージに合ったカラーでどの部分を何色にするか決めます。
 決まったら、ポジ用紙を基本ポジに重ねて鉛筆で写し、黒で塗りつぶし、多色用ポジを1色につき1枚作ります。

step3 製 版
     
     感光剤作り   感光剤には、ジアゾ系感光剤をつかいます。
 ジアゾ感光剤1に対して水10で溶かし、乳剤100の割合でジアゾ感光液を混ぜ合わせ完成です。
     
     感光剤の塗布   感光剤を、バケットで、スクリーンに塗布します。
そして、暗い所で自然乾燥させます(夏:約1時間)。
     
     焼き付け   台の上に、感光剤を塗布したスクリーン、その上にポジを乗せ、さらにガラスで抑え500Wのフラットランプで3〜4分感光して焼き付けます。
     
     現 像   現像といっても特別な薬品を使う訳ではなく、水に数分つけるだけです。
そして、スプレーシャワーをスクリーンにあて、図柄がポジ通りに抜け切ったら版の完成です!

step4 印 刷
     
     印 刷   T-Shirtをセットし、版にインクをのせスクィージーで刷ります。
 多色刷りの場合絵柄がずれないように気を付けるます!!
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