神の愛

神はどのように人を愛されるのでしょうか。申命記の28章にはこのように書かれています。

あなたがあなたの神、主の御声に聞き従うならば、これらの祝福はすべてあなたに臨み、実現するであろう。あなたは町にいても祝福され、野にいても祝福される。あなたの身から生まれる子も土地の実りも、家畜の産むもの、すなわち牛の子や羊の子も祝福され、篭もこね鉢も祝福される。あなたは入るときも祝福され、出て行くときも祝福される。

神が人を愛されるときは、朝から晩まで、家族も家畜も、食器でさえも祝福されるそうです。熱烈な愛し方ですね。キリスト教では神は天の父であると言っていますが、この愛し方はむしろ母性的な愛し方のような気がします。このような神に愛されて生活する人は幸せだと思います。

ただし、自分勝手な思いで罪を犯すと...

しかし、もしあなたの神、主の御声に聞き従わず、今日私が命じる全ての戒めと掟を忠実に守らないならば、これらの呪いはことごとくあなたに臨み、実現するであろう。あなたは町にいても呪われ、野にいても呪われる。篭もこね鉢も呪われ、あなたの身から産まれる子も土地の実りも、家畜の産むもの、すなわち牛の子も羊の子も呪われる。あなたは入るときも呪われ、出て行くときも呪われる。

罪の裁きには厳しいものがあります。それではどうすれば神に祝福していただくことができるのでしょうか。

律法の専門家が、イエスを試そうとして尋ねた。「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか。」イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。第二もこれと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」( マタイによる福音書 22 章)

神に祝福されるために神が望まれることはたった二つ、心から神と隣人を愛することのようです。