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でじたる雑記  2003/07


2003/07/01 (火) bookmark

WOWOWで放映している「スクラップド・プリンセス」は全24話ということなので今日の12話で前半戦が終わった。原作は読んでいないのだが,単純な剣と魔法の世界かと思いきや,超科学文明が滅びた後の世界という設定なんだな。小出しにされてきた話の全貌がようやく見えてきた。毎回とても面白くてなかなか良い作品だ。DVD買ってしまうかな。

しかしDVDのVol.1限定版に180mmのパシフィカフィギュアが付くのはともかく,Vol.2限定版では特大270mmのパシフィカフィギュアって何考えてんだー。(笑)

2003/07/05 (土) bookmark

某チェックリストを更新。いつまで続けるかは不明なのでアテにはしないように。(笑)
関係ないが,今日はツール・ド・フランス開幕日。今年もまた忙しい季節がやってきた。[^^;]

2003/07/06 (日) bookmark

ツール・ド・フランスは第1ステージが終わったところ。初日のプロローグは,オートストラリア人でエフデジューに所属するマギーが制した。2位にはわずか0.08秒差でコフィディスのミラー。ゴール直前でチェーンが外れるというトラブルが無かったら…という話だが,実はマギーもラスト400m地点でスローパンクチャーを起こしていたそうな。初日からドラマチックな展開だ。

アームストロングが7位に沈んだのは意外だったが,トップとの差はわずか7秒なので体調が万全なら総合優勝への影響は無いと言える。ただ,例年悪くても3位には入っていたわけだし,昨年はここで勝つことで4連覇が万全であることを見せつけたのだから,そういう意味では疑問符が残る結果となった。

第1ステージは恒例のゴールスプリント勝負となったが,ファッサボルトロのペタッキが制した。今年も主催者に嫌われているチッポリーニは不在だが,ザベルやオーストラリア勢など質の高いスプリンターが揃っているのでスプリント勝負は見応えがある。

ゴール手前で起こった集団落車事故は死者こそ出なかったものの,かなり深刻なことになっているようだ。なんとCSCのエースであるハミルトンが首の骨折だそうで,命に別状は無いようだがレース継続は無理らしい。総合でアームストロングと戦える数少ない有力選手の一人だけに残念。

オススメ情報サイト

2003/07/07 (月) bookmark

今日のツールは21時放送開始ということでチャンネルをJSKYSPORTS3に切り替えたら,野球の放送が延びていた。(笑)

日ハム−西武戦だが,今年の日ハムにはエチェバリアという外国人選手が居るのね。エチェバリアというとエウスカルテルの中堅選手としてツール・ファンにはおなじみの名前なわけだが,こんなところで聞くことになろうとは。もちろん血縁その他の関係は無いただの偶然なんだろうけど…。

21:30過ぎに放送が始まったが,今日の解説は市川か。この人は自分の選手時代のつまらない自慢話ばかりして,ロクな解説をする能力もないし,しかもやたらもったいぶったしゃべり方をするので聞いてて不愉快なんだよな。いいかげんクビにして欲しいものだ。

ハミルトンの骨折だが,首ではなく鎖骨らしいという情報が。いずれにせよ今日は無理して走っているようだ。さすがにエースがわずか2日でリタイヤはできんという意地だろうけど,また事故にならなければ良いのだが…。

2003/07/08 (火) bookmark

通勤にはPROTEXソフトアタッシュケースを愛用しているのだが,今使っているものは5年ぐらい経っていて表面がはがれてボロボロになっている。仕方がないので買い換えようと思ったのだが,なかなか売っていない。

このPROTEXは12年ぐらい前からずっと使っている。軽くて丈夫だし,手になじんでしまっているのでいまさら他のものに切り替える気になれないのだ。1つ買うと5〜6年は持つので,今回の買い換えは2回目になる。しかしこれだけ間が開いてしまうと,売ってる店も様変わりしているわけで,実際初代は新宿伊勢丹,2つ目は池袋ロフトで買ったのだが,いずれの店も今は扱っていない。

公式サイトのショップリストを見ると,池袋エリアでは東急ハンズにあるらしい。前回はハンズに行ったら無くてロフトで見つけたんだよなあ,などと思いながらハンズに行くと,置いてない。[^^;]

結局,池袋東武百貨店でやっと見つけて購入した。それにしてももう少し買いやすくすることはできないのかな。取扱店が少ないのならメーカー直販やればいいのにと思ってしまう。次回(2008年頃か?)はどこで買うことになるのだろう。(笑)

2003/07/09 (水) bookmark

ツール第4ステージはチームタイムトライアル。例年この種目はオンセが強いのだが,今年は少し様相が違っていた。事前に入念に準備してきたというUSポスタルがその言葉通りに圧勝したのだ。

この結果,総合成績の8位までをUSポスタル勢が独占。マイヨジョーヌはコロンビア人のペーニャが獲得した。USポスタルはアームストロングの総合優勝を唯一の目的として作られているチームであり,1999年からの4連覇の間,アームストロング以外の選手がマイヨジョーヌを着たことはない。今回はたまたま初日のプロローグでペーニャがアームストロングより良い成績を出していたことからこうなってしまったようだ。もちろんアームストロングもわずか1秒差の2位につけており,実質的にマイヨジョーヌをすでに獲得したのと等しい状態にある。

それにしても…。例年だとここでオンセが総合上位を独占し,山岳ステージに入ってからアームストロングが猛追・逆転するという展開だった。今年は山岳の前にすでにマイヨジョーヌを獲得してしまったわけで,山岳でのアームストロングの圧倒的な強さを考えると5連覇はいよいよ磐石になった感がある。見ている側としてはあまり面白くない展開なのだが…。[^^;] ケガをしたハミルトンは残念だが,ウルリッヒが元気なので期待したいところだ。

Nacoさんのサイトを読んでて知ったのだが,CycleStyle.netという自転車関係の総合情報サイトが今年9月にオープンする予定で,プレオープンという形でツール・ド・フランスの情報を報道しているようだ。コース図などなかなか見やすくて良い感じである。自転車競技は日本ではマイナーなのでマスメディアもなかなか取り上げてくれない。2年ぐらい前まではISIZE SPORTSで詳しく扱ってくれていたのだが,それも廃止になって最近は個人サイト以外に日本語情報サイトがロクにない状態だった。そんな中でのこのCycleStyle.netの開設は非常にうれしいニュースである。

2003/07/10 (木) bookmark

ペタッキ3勝。強いなー。

ツール第5ステージはまたもゴールスプリント勝負になったのだが,ファッサボルトロのペタッキがゴール直前で6番手から一気に差して圧勝した。あれだけ優秀なスプリンターが揃っているのに,それをごぼう抜きにして行くのだからすごいパワーだ。間違いなく現時点で世界最強のスプリンターだろう。

マイヨベールはかろうじてマキュワンが守ったが,ポイント差はわずか1点になってしまった。特にゴールスプリントでこれだけ力の差を見せつけられると,逆転は時間の問題という印象だ。実際,表彰台のマキュワンに笑顔は無い。

もちろんパリで最終的にマイヨベールを着るためには山岳を超えなくてはならないわけで,ペタッキが山岳でどういう走りをするのかが今後の焦点になる。チッポリーニみたいにさっさと諦めて帰ってしまう可能性も無いわけではないが…。(笑) それにしてもこれほどザベルが目立たないツールは本当に久しぶりというか,ほとんど記憶にないな。

2003/07/11 (金) bookmark

ペタッキが連勝で4勝目。あきれるほどの強さだ。ツール第6ステージはオグレディとゲランの長距離の逃げがゴール直前で捕まり,今日もゴールスプリント勝負になった。ラスト50メートルぐらいからスルスルっと抜け出したペタッキが2位のクックに3メートル以上の大差を付けて圧勝。抜け出すと言っても他のスプリンターたちが全力でスパートしている中でのことだから,容易なことではない。それをあっさりと余裕でやってのけるのだからまさにモンスターだ。

当然だがマイヨベールもペタッキが獲得した。後は山岳を超えられるかどうかという話になってくる。ずっと下位チームだったファッサボルトロにとっても4勝というのはすでに大成功なわけだが,どうせなら最終的にマイヨベールも確保したい所だろうな。日本人スタッフの居る唯一のチームでもあるし,頑張ってほしいものだ。

序盤戦の平地ステージは今日で終わり。明日からはいよいよアルプス山岳ステージだ。総合優勝をめぐる本格的な争いはここから始まることになる。現状ではアームストロングがすでに優位に立っているため,ウルリッヒやベロキは自分から仕掛けて行かなくてはならないわけだが,さてどこで仕掛けるのだろうか。楽しみである。

2003/07/12 (土) bookmark

山岳ステージ初日。最初の登りでマイヨベールのペタッキがあっさりリタイヤ。う〜ん。結局チッポリーニと同じタイプの平地しか走れないスプリンターなのかな。いまいちつまらん…。

レースは前半から逃げたヴィランクが結局逃げきり,ステージ優勝すると共にマイヨジョーヌも獲得してしまった。山岳賞狙いの逃げは予想の範囲だが,アームストロングが追い上げず最後まで逃がしてしまったというのは,やはり総合成績では脅威となる選手ではないという評価なのだろうか。

2003/07/13 (日) bookmark

山岳ステージ2日目はツールの聖地ラルプデュエズがゴールだ。アームストロングを中心とするUSポスタル勢が集団の先頭を終始コントロールしていくレースだった。しかしステージは最後にスパートしたイバン・マヨが初勝利。エウスカルテルの若きエースだ。ヴィランクが大きく遅れたため,総合成績ではアームストロングが浮上し,今年初めてマイヨジョーヌを獲得した。

それにしても例年ならマヨが逃げた時点でカウンターアタックに出てそのままぶっちぎるのがアームストロングのパターンなのだが,今日はそれが無かった。体調が悪いのではないかとか,途中でエラスと絡んで自転車を交換する羽目になった影響かとかいろいろ言われているが,真相は不明だ。ファンとしてもちょっと物足りないマイヨジョーヌ獲得劇だった。

2003/07/14 (月) bookmark

前半のアルプス山岳ステージ最終日。ゴール前は下り基調で高速走行の中での争いとなった。残り10km地点からテレコムのヴィノクロフが飛び出し,アームストロングとベロキが追撃。追いつくかと思われたところでベロキが突然クラッシュしてしまった。なんとパンクらしい。下り斜面で速度が70〜80km/h出ていた中でのクラッシュなので,ベロキは骨折その他の大怪我でリタイヤとなってしまった。ベロキの後方に付けていたアームストロングは間一髪でコース外に逃れ,ちょうどつづら折りの内側の草原だったのが幸いして無傷のままコースに復帰できた。しかしもはや追撃どころではなく,そのままヴィノクロフが優勝。総合成績でもヴィノクロフが2位に浮上した。

昨年までアームストロングと共に毎年表彰台に上がっていたベロキが,まさかこんな形で居なくなるとは…。特に今年はアームストロングの調子がいま一つなのに対してベロキは好調に見えていただけに残念である。

水冷PC VALUESTAR TXのレポートがやっと仕上がったので公開。しかし写真がイマイチなので後で写真だけ入れ替えるかも。(笑)

2003/07/15 (火) bookmark

ツール前半戦最終日となる第10ステージは平地のコース。山岳ステージでの疲れもあるし,翌日は休みということで大きな争いは起こらなかった。途中でまた舞台芸術関係者のデモが進行をさまたげる事件があった。確かにテレビに映る方法としては安直で効果的なのかもしれないが,元々ツールとは無関係な話であり,見ている人は反発を感じるだけだからデモとしては逆効果でないかな。まあどこの国にも頭の悪い連中は多いということか。

レースはいつもの集団ゴールスプリントではなく,先行した2人の争いになった。ゴール前の微妙な駆け引きも面白いものだ。勝ったのはCSCのピールで,デンマーク人としては1996年のチャンピオンで現在CSCの監督をやっているリース以来だそうだ。

2003/07/16 (水) bookmark

ツールは休息日なので放送無し。久々にゆっくりできた。(笑)

実は先週末からずっとPrecision 530のHDD入れ替え作業をやっている。従来160GB〜200GBのHDDを3台ほど使っていたのを,300GB×2台に入れ替えるためだ。これでようやくPCIバスからUltra 133TX2を外すことができる。現在のintel 8xx系チップセットではPCIバス経由でHDDを接続するのは性能的に不利だし,余計な起動時間もかかるので廃止したかったのだが,マザーボードのIDEコネクタにつながる分だけではどうしても容量が不足していたので仕方なく使っていたものだ(ATAPI接続のMOドライブを使っているのでHDDは2台までしかつなげない)。

ついでと言ってはなんだが,VALUESTAR TXとの間をGigabit Ethernetで接続してデータを移動させようと考えた。このために64bit PCI対応NIC(intel PRO/1000 MT Server Adapter)を買ってきてあるので,これも装着した。

それにしても300GBのHDD(Maxtor MaXLine II - 5A300J0)は初期化に時間がかかる。クイックフォーマットだけで使ってもよいのだが,稀にデータ化けを起こすこともあるので買ってきたHDDは1度はフルフォーマットをすることにしている。ようやく1台はフルフォーマットできたが,もう1台の方は明日以降だな。

ベンチマーク結果(HDBENCH 3.30)は以下の通り。

製品 Read Write 備考
Maxtor 5A300J0 45490 47123 300GB/5400rpm/2MBキャッシュ
Maxtor 4R080L0 (参考) 43873 43500  80GB/5400rpm/2MBキャッシュ
Maxtor 4A250J0 (参考) 39014 38896 250GB/5400rpm/2MBキャッシュ

同じ5400rpmでも世代ごとにどんどん速くなっているなあ。

2003/07/18 (金) bookmark

ウルリッヒ復活!ヽ[^o^]丿

ツール第12ステージは個人タイムトライアル。ウルリッヒがなんと2位のアームストロングに1分36秒の大差を付けて圧勝した。平地のコースだし,プロローグの出来を見てもアームストロングが勝つ可能性は低いと思っていたが,まさかウルリッヒがここまでやってくれるとは思いもしなかった。ほんとに調子がいいんだな。

総合成績ではアームストロングの1位は変わらないが,ウルリッヒが2位に浮上。3位のヴィノクロフも1分以内に付けているという混戦状態になっている。明日からいよいよピレネー山岳ステージだ。アームストロングは確かにタイムトライアルも強いいわゆるオールラウンダーだが,本当に強さを発揮するのは山岳である。過去も山岳を本気で攻めたアームストロングに付いてこれたのは,あのスーパークライマーと呼ばれたパンターニただ一人だけしかいない。アルプスではその力がほとんど発揮されなかったが,総合優勝するためにはピレネーでは本気で攻めてくるはず。もちろん本当に体調不良でないのであれば…の話だが。

2003/07/19 (土) bookmark

ピレネー初日。コース終盤にカテゴリー1の山岳を超えた後,再び登って頂上ゴールというコースだ。例年ならこのタイプの山岳ステージでアームストロングがぶっちぎりの独走でマイヨジョーヌを万全にする所だ。しかし今日のレースではとうとうそれが見られなかった。

レースを制したのは終盤にほぼ独走で逃げたCSCのサストレだが,総合成績では上位に関係ない選手なので見逃されたものだ。アレッシオのデュフォーが逃げを図った時もアームストロングは見逃した。しかしエウスカルテルのマヨが逃げようとした時はすぐに反応して捕まえている。このあたり,総合成績上位の選手かどうかでシビアな線引きがなされていることがはっきり分かる。

しかし最後の最後でウルリッヒがスパートした時,アームストロングはついて行けなかった。1999年以来,初めて見る光景だ。今までは常に逆だった。一つの結論が出てしまった。間違いなくアームストロングは本来の体調ではない。今年はウルリッヒの調子が良いということもあるのだろうが,他の選手と比較してもアームストロングの不調は間違いない。

マイヨジョーヌは守ったものの,ウルリッヒとの差は15秒に詰められた。これも初めてみる光景だと思う。例年はマイヨジョーヌの獲得後,2位以下との差は開く一方だった。体調の差を考えるとウルリッヒに分があるような感じだ。5連覇は達成されずに終わるのだろうか…。


Precision 530のHDD交換作業がほぼ完了したのだが,EZDVの調子が良くない。SyncRecでDVテープに書き戻す時に,画面左下の特定座標のブロックだけが1フレーム遅れる感じのノイズになってしまうのだ。ユーザーフォーラムを調べると,まったく同じ報告が数件見られた。無論常に発生する問題では無いのだろうが,かなりの頻度で発生している障害らしい。つまりウチの環境の問題ではなさそうだ。しかしカノープス側では再現しないということで放置されている。当面解決の見込みは無さそうだ。

OSをWindows 2000にしてみたり,PCIスロットの位置を変更してみたりいろいろと試行錯誤してみたが解決しない。やっぱりドライバのバグなんじゃないかという気がするのだが…。

DV編集機を2台体制にしたいということで,VALUESTAR TXにDVStormを移し,Precision 530にはtotoさんから譲ってもらったEZDVを挿すことにしたのだが,これでは実用にならない。こういうつまらんことで時間を潰すのもイヤなので,結局カノープスのアウトレットで安く売られていたDVStorm2 Lightを発注してしまった。
まあPC本体を買い換えるより安いし,いいか。(笑)

2003/07/20 (日) bookmark

EZDVだが,今朝になって旧バージョンのドライバ等を使うとどうなるのかという事を思いついて試してみた。カノープスのダウンロードのページには最新版へのリンクしか無いが,ftpで行くと旧版もちゃんと残されている。ezdv112_app.exeとezdv112_drv.exeをダウンロードしてインストールしてみた。あっさり正常に動くようになってしまった。[^^;]

つまり2.00でエンバグしているということらしい。う〜ん。昨日DVStorm2 Lightを発注したのは失敗だったかな。まあ,いいか。(笑)

水冷PCのDDR400だが,santaさんやtotoさんが購入した本体とメモリの組み合わせではメモリ負荷テストをかけるとエラーが報告されたそうだ。ウチの場合はすんなり動いてしまったため割と大丈夫なのかなと思っていたのだが,やはり相性問題はかなり出てくるということみたいだな。ちなみにウチのやつは丸一日負荷テストをかけてもエラーは全く報告されなかった。いずれにせよ注意書きを加えないといけないようだ。

2003/07/21 (祝) 海の日 bookmark

昨日のピレネー山岳ステージ2日目では,サエコのエースでジロ・デ・イタリアの覇者ジルベルト・シモーニが優勝した。アームストロングは終盤に逃げたヴィノクロフを追撃できず,ヴィノクロフから43秒遅れでウルリッヒと一緒にゴールした。この結果,総合成績ではウルリッヒが15秒差の2位,ヴィノクロフが18秒差の3位という歴史的な僅差となった。

今日のピレネー3日目は,カテゴリー超級のツールマレー峠を超えて最後もカテゴリー超級のリュズアルディダンへの登りゴールという過酷なステージ。しかし例年のアームストロングはこういう登りゴールでスパートして後続に差をつけて勝ってきた。5連覇を達成するためには今日,それを再現しなくてはならないはずだ。

世界が注目する最後の登りで,アームストロングが期待通りにスパート。ウルリッヒに40秒差を付けて今年初めてのステージ優勝(チームTTを別にすれば)を飾った。

最後の登り,アームストロングやウルリッヒ,ヴィノクロフ等の有力選手は集団を作っていた。ここでアームストロングがスパートしかけた直後に,コース脇の観客に絡んでまさかの転倒。一時はどうなるかと思ったが,すぐに起き上がって走り出した。追走していて巻き込まれたマヨは気の毒だが,2人ともなんとか無事にウルリッヒらの集団に復帰できた。集団はハミルトンが呼びかけたこともあって,結局転倒した2人を待つことにしたようだ。ツールではこういう勝負所でのアクシデントで遅れた選手が居た場合,復帰を待ってから正々堂々と勝負しようというフェアプレー精神がある(もちろんルール上は待つ必要は無い)。状況は少し異なるが,一昨年ウルリッヒがコース脇に転落した時にアームストロングが待っていたシーンは記憶に新しい。

ともあれ勝負は仕切り直しとなったわけだが,再びアームストロングがスパートし,ウルリッヒを始め他の選手たちはついていくことができなかった。高回転数で力強くペダルを踏んでいく。昨年までの強いアームストロングがようやく戻ってきた感じだ。ただ,ゴールに飛びこんだ時にガッツポーズをする余裕もなかったし,ウルリッヒとのタイム差も40秒しか付けられなかった所を考えると,やはりまだ万全ではないと言える。しかしこの結果,総合成績でウルリッヒに1分07秒の差をつけることができたのは大きい。これで2回目の個人タイムトライアルで勝てなくてもマイヨジョーヌを守れる公算が高くなった。ちなみにヴィノクロフはこの日大きく遅れ,総合成績で2分45秒の差がついてしまった。

今年のフランスは異常気象とも言われる記録的な猛暑で,アームストロングの不調もこの暑さのせいという説が有力だ。実際,高回転数でペダルを回す彼のライディングスタイルは,発汗量が多くなり暑さには弱いのではないかと言われている。ところがこの日は薄曇りの天候で,気温も比較的上がらなかったようだ。転倒しても軽いケガだけですぐに復帰しているし,先日のベロキがクラッシュした時も巻き込まれずになんとか回避してきている。追い込まれてはいるが,土壇場でのツキがアームストロングにあるように思える。

2003/07/22 (火) bookmark

今日はツールは2回目の休息日。関係ないが私も会社を休んでひたすら部屋の掃除をしていた。(笑) 4連休にして集中して大掃除するつもりだったのだが,なんだかんだでさっぱり進んでない。昨日,久々に麻雀をやろうということで遊んでしまったのも一因ではあるのだが…。自業自得か。[^^;]

昨日の麻雀だが,hnemoto先生とgalshy,hkokuboという面子で久しぶりに卓を囲んだ。結果は私の大負けだったが,なかなか楽しい時間を過ごせて良かったな。それにしても国士無双をイーシャンテンまで行ったところで,一索をhnemoto先生に暗槓されたのは熱かった。(笑)

2003/07/23 (水) bookmark

休み明けのツールは最後のピレネー山岳ステージ。カテゴリー1級の山岳が2つあるが,終盤70kmはほぼフラットなので逃げは決まりにくいレイアウトだ。しかしウルリッヒやヴィノクロフがマイヨジョーヌを狙うのであれば,ここで仕掛けないともうチャンスはほとんど無い。どうなるのか楽しみに見ていたら,レースはまったく予想外の展開となった。

55km地点で大集団から飛び出したCSCのハミルトンが,先行する集団を抜いてトップを独走。なんと残り140kmを一人で逃げきってステージ優勝してしまったのだ。

一般にツールでは単独での長距離の逃げは決まりにくい。集団が先頭交代しながら加速して捕まえに行くからだ。特にこういう終盤フラットなコースで,しかも140kmの単独逃げなんて成功する可能性はほとんどゼロと言っても良い。そういうわけで最初は集団の方にも少し油断があったのだろう。普通に走っていればそのうち落ちてくるだろうと…。

ハミルトンは前日までの総合成績では9分2秒遅れの7位だった。総合上位の3人とはかなりの差があるため集団は逃げを容認していた面もあるが,差が5分を超えた時点でさすがに総合3〜6位の選手を抱えるテレコムやエウスカルテル,ファッサボルトロが動きだした。積極的に先頭交代して集団を加速させる。ところがハミルトンと集団の差は5分以上をキープしたままなかなか縮まらない。これは驚異的だ。人間離れした驚異的なパワーで逃げ続けるハミルトンの走りに世界中のツールファンが魅せられていく。本当にこれが鎖骨を骨折している選手なのか…。さすがに最後は2分弱まで差を詰められたが,まさに奇跡の逃げを成功させた見事な優勝だった。

ハミルトンは2001年まではUSポスタルでアームストロングの有能なアシストとして非常に高い評価を得ていた。そのままUSポスタルに居れば安定した高収入や名声は得られたはずだが,あえて移籍してアームストロングに挑戦する道を選んだ。昨年はCSCにジャラベールというもう一人のエースが居たためにやはりアシスト役となってしまっていたので,実力はあるもののこれまでツールではステージ優勝したことがなかった。レース後のインタビューを受けているところにアームストロングが祝福に来たのも見ていて嬉しくなるシーンだった。高い志のために移籍したのであって,決してケンカ別れしたわけではないという事がよく分かる。

言っても仕方がないことではあるが,落車に巻き込まれて骨折さえしなければもっとアームストロングと総合で競り合う存在になっていたに違いない。ベロキの件といい残念なことである。しかし今年のツールは本当に印象的なステージが多くて面白い。ほとんど波風の立たなかった昨年とは大違いだ。

2003/07/25 (金) bookmark

ツール・ド・フランスも終盤戦。山岳を終えた後の平地のステージが昨日,今日と続いた。いずれも先行したグループの中から勝利者が出る展開だが,総合上位の有力選手たちは大集団でゴールしたので総合順位に大きな変化は無い状態だ。

明日の第19ステージは2回目の個人タイムトライアルだ。ここで総合優勝者が事実上決まることになる。1回目の個人タイムトライアルではアームストロングが暑さのために脱水症状を起こしかけたとのことで,結局ウルリッヒが1分36秒の大差を付けて勝った。現在の総合順位でアームストロングのリードは1分05秒だから,同じことが再現できればウルリッヒの逆転となる。しかし当然ながらアームストロングも同じ失敗は繰り返さないだろう。現時点での差が20〜30秒程度ならともかく,1分のマージンがあることを考えるとやはりアームストロングが優勢か。いずれにせよ最終決戦はもうすぐだ。

マイヨベール争いの方は,今日の第18ステージでマキュワンが逆転してトップに立った。しかしクックとの差はわずか2ポイントだし,ザベルも13ポイント差の3位に付けている。個人タイムトライアルにはポイント賞の設定は無いので,3年連続でパリの最終ステージ決戦となった。

2003/07/27 (日) bookmark

ツール・ド・フランス2003終了。マイヨジョーヌはランス・アームストロングが守り通し,インデュラインと並ぶ史上2人目の5連覇を達成した。同時に過去4人しか居なかったツール5勝という大記録を達成し,偉大なチャンピオンの仲間入りを果たした。

昨日の第19ステージは降りしきる雨の中の個人タイムトライアル。気温が上がらなければアームストロング有利と言われていたし,雨でスリッピーな路面では積極的に攻めにくいためタイム差が付きにくいということもあって,ますますアームストロングにツキが傾いているようだ。

それでもわずかな可能性を信じてウルリッヒが攻める。アームストロングも負けずに積極的な走りを見せた。総合で1分05秒のリードを守れば良いという考えではなく,明らかにこのステージの勝利を狙っている。途中の計測ではそれまでトップだったデビッド・ミラーのタイムを2人とも上回っていた。

しかしコースの終盤は市街地でコーナーが多いため,雨の中では特に危険なレイアウトになる。先にスタートしたハミルトンがゴールする頃,ウルリッヒがコーナーでスリップして転倒。幸い大きなケガにはならなかったが,これで勝負は決まってしまった。アームストロングは若干速度を落として慎重にコース終盤を攻め,ウルリッヒより速いタイムでゴールした。2人のチャンピオンが速度を緩めたため,ステージの勝者はミラーとなった。タナボタ的な勝利ではあるが,それでもわずか0.08秒差でプロローグを逃したミラーにとってはうれしい1勝だろう。

2位にはなんとハミルトンが入り,総合でも4位にジャンプアップした。鎖骨を骨折した体で人間離れした活躍だが,骨折があったから逆にここまで頑張れたのかもしれない。いずれにせよトップレベルの地力があることは証明してくれたので,来年が楽しみだ。


翌日の最終ステージは恒例のパリ・シャンゼリゼをゴールとする市街地コース。アームストロングとウルリッヒの差は1分16秒だが,すでに勝負は決しているため2人とも動かず大集団でゴールした。わずか1分16秒だが,短い平地のステージで挽回するのはほとんど不可能なのだ。これが10秒程度の差だったら話は別だろうが,1分の差は事故でもない限りまずひっくり返らないし,それを期待して攻めるのも美意識に反するということなのだろう。

したがってこの日の注目は3年連続で最終ステージ決戦に持ち込まれたマイヨベール争いである。途中の2つのスプリントポイントはマキュワンとクックがそれぞれ1つずつ取り,2ポイント差のままゴール勝負となった。集団ゴールスプリントを制したのはジャン・ドゥラトゥールのジャン・パトリック・ナゾンで,マキュワンとクックは2位を争う結果となった。わずか数cmの差でクックが勝利し,逆転でマイヨベールを獲得した。

最後2人は肩をぶつけ合う形になり,見ようによってはクックがマキュワンの走路妨害をしたとも取れる。しかし審議の結果,問題なしという裁定が下ったようだ。反則スレスレでセーフということだが,もっとクリーンなファイトで決めて欲しかったので少々残念である。

一昨年まで6年連続でマイヨベールを獲得したザベルは,今年はマイヨベール争い自体にほとんど絡むことができずに終わった。一応ポイントでは3位だが,クックやマキュワンにとって脅威となる存在ではなかったのは事実だ。時代は緩やかに変わってきている。

最終ステージを制したナゾンは,第3ステージでは1日限りとはいえマイヨジョーヌにも袖を通している。スプリンターとしては兄のダミアン・ナゾンの方が有名だが,今回は完全に兄を凌駕した。しかしこの選手もかつて所属したエフデジューでなかなか結果を出せず,昨年はツール出場メンバーに選ばれず契約も打ち切られたという過去を持つ。ジャン・ドゥラトゥールに拾われてなんとか出場を果たした今年は,誰も予想しなかった大成功で終わった。一人一人の選手にドラマがある。

2003/07/30 (火) bookmark

注文していたDVStorm2 Lightが届いた。レストア品のアウトレット販売(限定30個)ということで,基板に汚れや指紋がついてたりするかもしれんよという断り書きがあったが,実際に届いたボードは非常にキレイな新品同様のものだった。もちろん付属品やマニュアル・箱等はすべて新品だ。これで49,800円はめちゃくちゃ安いな。同じものを買ってさっそくヤフオクで売り飛ばして利ざやを稼ぐセコい奴も居たようだが。(笑)

ボードをよく眺めると,左上部分に斜めにDVコネクタが追加されており,筐体内側へDVケーブルが配線できるようになっていた。EZDV SXでも内側向けのDVコネクタが追加されていたが,それと同じようにADVC-50などと組み合わせて使うためのコネクタなのだろうな。

しかしカノープスのWebサイトではDVStorm2とDVStorm-RTのボードの写真は同じものが使われていて,ボード自体の変更は一切無いという話だったはずだが…。実物は明らかにプリントパターンを起こし直している。まあたいした違いではないし,DVStorm2で変更というより単なる製造ロットによる違いなのかもしれない。

※その後付属のマニュアルをちゃんと読んだら,このDVコネクタはStormBayへの配線用であり,バックパネルのDVコネクタとはジャンパ切替の排他使用だと書かれていた。やはりDVStorm2での仕様変更ということなのだろう。
新しいボードは新しいPCに付ける方が良いだろうということで,これをVALUESTAR TXに装着し,古いDVStorm-RTは元のPrecision 530に戻した。ただしStormEncoderは新しい方に付けなおしたが。

EZDVでも悪くはなかったのだが,例のバグの問題もあったし,それ以上に機能の違いが気になっていた所なのでまあこれは正解だろうな。StormEditとEZEditはだいたい同じように編集できるのだが,EZEditは微妙に機能が少ない。特に気になったのは,タイムライン上の任意の区間をマークして参照AVIに出力する機能と,静止画保存機能が無いことだ。細かい機能の違いがあると,どちらでどの作業をやるか事前に考えて割り振らなくてはならない。両方同じDVStormなら考えなくて済むわけで,楽ができる。

元々なんでEZDVという考えに至ったのかというと,安いということもあるが,DVStormの唯一とも言える大きな欠点がEZDVには無いことに魅力を感じていたからだ。DVStormではStormEdit上で再生してDV機器へ書き戻した場合,DVの各フレームの日時コード(タイムコードでは無い)が失われてしまう。もちろん回避手段はあって,タイムラインを一度参照AVIに出力してStormVideoでDV機器へ書き戻せば日時コードは失われない。しかし参照AVIへの出力は時間がかかるので不便と言えば不便なのだ。まあ2台で分業する体制になれば,参照AVI出力にかかる時間はそんなに問題に感じられなくなるだろう。


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